2006年8月2日水曜日

コテツとミトラとの出会い



結婚した時から『いつか猫を飼いたい』と相方共々思っていました。『いつか』がいつなのかは漠然としていて決めていませんでしたが…。

ある日、旅先で色々な種類の猫と触れ合える機会がありました。とにかく本当に色々な種類の猫がいました。その中で、旅行が終わってからも、どうしても忘れる事ができなかったのがスフィンクス、デボンレックス、コーニッシュレックス。
見た目は「この風貌…どういう人が飼うんだ?!」という位に私の好みではありませんでした。でも、実際に触れ合ってみると、この3種類の驚く程の性格の可愛らしさにビックリ!旅行から戻っても、どうしても彼らの可愛らしさが忘れられませんでした。

どうせ飼うなら仔猫から一緒に過ごしたい、と思っていたのですが、夫婦とも仕事があるため、たくさん遊んであげる事もできないかもしれない。トイレの躾などもきちんとしてあげられず可哀想かもしれない…
そんな事を考えながらnetで色々調べていた時、成猫であるミトラを発見しました。

ミトラを発見してからは、色々な偶然が重なりました。
まず、偶然にもミトラのブリーダーさんは我が家のご近所でした。
そして、普段は仕事が忙しくて残業ばかりの相方なのに、偶然スケジュールが空き、初めてブリーダーさんに連絡してから1週間も経たないうちにキャッテリー見学へ行くことができました。
初めて会ったミトラは帝王切開手術の後で毛が無く、見た目はなんとなくスフィンクスのようでした。ブリーダーさんのキャッテリーに入った瞬間から「あ!人間だ!」と楽しげに足元に擦り寄って来てくれる仔猫達とは違い、ミトラはキャットタワーの上の方で、相方と私の事は視界に入っていない様子で、耳の後ろを撫でても迷惑そう。そのうち、フードを食べる事を理由に、私たちのそばから離れて行ってしまいました。
私は一瞬「この子と仲良く暮らせるかしら?」と心配になっていたのですが、相方は「そのうち慣れてくれるから大丈夫!」と思っていたそうです。
キャッテリーに伺ったとき、ブリーダーさんから「他の方に決まりかけてたんですが、突然、転勤が決まってしまったそうで、話がなくなりました」と伺いました。
ミータン、残っていてくれてありがとう…

キャッテリーを後にし、相方と家族会議を開き、ミトラを家族として迎える事に決めました。

ミトラが我が家にやって来る前、ブリーダーさんがミトラの避妊手術をしてくれました。その時、ミトラのお腹の中が大変な事になっていたそうです。
帝王切開手術の時、メスがお腹の中の色々な所を傷つけていたようで、お腹の中で癒着が起こっていたそうです。
避妊手術の先生は、ブリーダーさんが信頼されている、技術もしっかりとした獣医さんだったので、避妊手術と一緒に癒着した部分の手当てもしてくださったそうです。
あれから5ヶ月程経ちますが、ミトラは抱っこを異常に嫌います。まだお腹の中に癒着が残っているのかしら?と心配になったりします。

さて。ミトラを迎える1週間程前。ブリーダーさんから急ぎの連絡が入りました。
なんと…もう1頭、家族として迎えませんか?とのお話でした。
ミトラがキャッテリーに戻ってくる前、パートナーだったコーニッシュレックスのオーナーさんが体調を崩され入院される、と。今、ミトラのパートナー猫とその子供達の新しい家族を急いで探している、というのです。
子供の頃、実家で犬や猫を飼っていましたが、独立してから初めての猫。それがいきなり2頭だなんて大丈夫なのか?!という思いはありましたが、それよりも、どうしてもこのミトラの元パートナーを迎えたい!という思いが強く、相方に相談しました。相方は快くOKしてくれました。

そして、1頭だけのはずが、偶然にも2頭、家族に迎える事になったのです。
ミトラの元パートナー、それが我が家の暴れん坊、コテツです。

我が家に来てすぐ、コテツはお腹を壊してしまいました。
うんちが柔らかい日が続き、ブリーダーさんに色々相談させていただきました。
この時、ブリーダーさんは親身になって相談に乗ってくれました。しっかりとしたブリーダーさんで本当に安心しました。

その後、ミトラもコテツも至って元気…コーニッシュの特性で、耳の脂汚れが酷くて痒そうにしている事もありますが;;;…に過ごしています。

ミトラとコテツに出会えて、相方も私も、本当に良かったと幸せを感じています。

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